道道泊共和線交付金地方道工事(国富2号トンネル) 貫通式を執り行いました。

8月21日、岩田地崎・吉本・佐々木 特定建設工事共同企業体で施工中の道道泊共和線交付金地方道工事(国富2号トンネル)の貫通式が終点側坑口において執り行われました。
当日は、岩田地崎・吉本・佐々木特定建設工事共同企業体をはじめ、工事関係者、発注者、来賓合わせて約130名が出席いたしました。
式典は、発注者の小樽建設管理部共和出張所 飯沼所長による貫通発破の点火合図で貫通発破を行い、
企業体掘削担当作業員により貫通の報告がなされたあと、貫通点清めの儀、貫通握手の儀、樽みこしを担ぎ入退場が行われました。
その後、発注者挨拶に続き来賓祝辞では、共和町 山本町長より「常に地元に配慮しながら施工していただいた。トンネルは本年度の完成を目指し、工事が進んでいくと聞いています。これまでと同様、現場の安全第一に工事を進めて欲しい」と祝辞をいただきました。
鏡開きでは、共和町 小田議長のご発声で祝杯し、施工者を代表し宮木専務が謝辞を述べ「来年二月の完成を目指して、残りの工事を最後まで気を抜くことなく、安全に進める所存。引き渡しの際には、高品質の成果品を引き渡せるよう尽力していきます」と抱負を語りました。
最後に(株)吉本組 吉本社長の音頭で万歳三唱を行い、出席者全員で貫通の節目を祝いました。

道道泊共和線交付金地方道工事(国富2号トンネル)

道道泊共和線は、古字郡泊村大字芽沼村と岩内郡共和町国富とを連絡するもので、
原子力災害や日本海沿岸域の津波などが発生した場合に、泊発電所周辺地域の住民を迅速かつ確実に避難させるため平成24年3月に道道として認定された計画延長16Kmの道路であり、
国富2号トンネルは、道道共和線を国道5号に接続するため当路線の終点部に新設する延長1,544mの山岳トンネルです。