下水処理施設~浦河町浦河浄化センター建設工事~
これまで、下水道に接続していない家庭等から排出されるし尿や浄化槽汚泥は、日高東部衛生センターにバキュームカーで運ばれ、処理していましたが、公共下水道を処理している浦河浄化センターに汲み取りや浄化槽の汚泥を受け入れ可能となるように施設を増設する工事です。従来は別々に処理をしていた汚水を一括で処理する事業をMICS事業と呼びます。
※MICS事業(汚水処理施設共同整備事業)
M inistry(省庁)、I ntelligence(情報収集・知識)、C omprehensive(包括的な)、S ystem(制度)
の頭文字を並べてMICSと呼んでいます。「省庁間の知識を集約した制度」と言われています。
国土交通省の下水道、農林水産省の農業集落排水、環境省の合併処理浄化槽など同じ事業を3省で行っていたものがMICS事業により統合されました。
MICS施設棟 外部南側(既設管理棟側)
投入室
機械室(前処理スペース)
機械室(脱臭スペース)
ポンプ室
平岸配水池耐震改修工事
平岸配水池耐震改修工事は、札幌市の4つの基幹配水池の1つとして北区と東区全域をカバーしている平岸配水池の耐震改修工事です。平岸配水池には№1~4の4つの池があり、1つの配水池の内部地下空間は約70m×80mの5,600m2の広さで、地下空間は224本の円柱で支えられています。当社は、№1池と№4池の柱を角柱に打ち増しして柱間を壁で補強を行う耐震改修工事を行いました。
耐震補強前
耐震補強後
プロジェクトレポートへ